タイホされるのだけは洒落にならんよね。
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「忘れないようにしよう」ってのを忘れないようにするにはどうしたらいいのだろう。
「気付けてない」ことを気付けないのはどうしたらいいだろう。
そんなことばっかりしている気がする。かろうじて「可」を取るような生活をずっと続けてきた気がする。四角い部屋をまーるく掃除するようなツメの甘いことばかりしてきた気がする。
「傷つけた」ことを気付くにはどうしたらいいだろう。
「傷つけられた」ことに気付かないでいることはできるのだけど。
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最近リリカルだ。
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付き合ってもいないけど、ロクに口すらきけなかったけど、忘れ難い子っていないだろうか。
ああ、いまどんなふうになっているのだろう。
奇妙で滑稽な自分の来し方に思いが向くとき、そういった子たちが、頭に浮かぶことがある。
実像を知らぬがゆえに、もう会うこともないだけに、どんどん美化されていく存在として。神格化されていくかのように。
そんなご神体ばかり作り上げ続けて、一生を終えていくのだ。
それはもはや、職人だ。
ご神体作り職人だ。
それはそれで、そう表現すれば、貴いことなのではないだろうか。
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